今後の展示のご案内
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谷野明子・藤田永子展
陶芸家 谷野明子さんと金属造形作家 藤田永子さんによる二人展です。動物や植物をモチーフにした普段使いの器を制作される谷野さん。その絵柄は本の挿絵…あるいは物語の主人公が窓から見た風景のごとく広がり、想像の芽がどんどん伸びていくようです。藤田さんは、硬いようで柔らかく、不変のようで変化する金属という素材と向き合い、独自の技法でその表情を引き出しています。作品は時を経てきたような佇まいをみせ、使ううちにより重厚になったり若返ったりもしながら、私たちを楽しませてくれます。どちらもみなさまの傍らにあって育っていく器たちです。この機会にぜひご高覧ください。 -
左口学・森本静花展
切子硝子作家 左口学さんと、陶芸作家 森本静花さんの二人展です。淡い色や複数の色のグラデーションが美しいガラスの器に、曲線を駆使したカット技術が光る左口さんの瀬戸切子。そして、主に草花をモチーフに、泥彩、釉彩、貼花などの技法を組み合わせ装飾を施した森本さんの陶磁器。独自に生み出された柔らかな色調で、酒器や食器、ボンボニエールなどが並びます。きらめきと色彩の造形が心踊る、ガラスと陶のうつわたちを、ぜひご高覧ください。【実演販売のお知らせ】6/24(土)、7/1(土)、7/8(土) 随時切子硝子作家:左口学さんによる実演販売を行います。お好きな絵柄をオーダーしていただけます。 -
竹下努・額賀円也展
地元市之倉の玉山窯さんで修行され、現在は土岐市で作陶されている竹下努さんと、同じく土岐市在住の陶芸家 額賀円也さんの二人展です。竹下さんは李朝の白磁にひかれ、柔らかな質感の白磁の器を制作されています。額賀さんの作品は、粉引、刷毛目、灰釉など、土味を生かした力強さが魅力です。お二人が近年取り組んでいる薪窯で焼かれた作品も多く並びます。ぜひご高覧ください。
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NIPPONの夏展
一尺×三尺の中で展開されるアートな世界「手ぬぐい」。吸水性・速乾性が高く、手拭きや布巾など多目的に機能しますが、多様な絵柄・図柄・色使いも魅力で、インテリアやファッションでも活躍するアイテムです。今回は、風鈴、うちわ、スカーフなどの夏小物や風呂敷の他、涼しげなかごバッグなどが並びます。夏を楽しむ逸品を見つけてみませんか?