展示のご案内※展覧会の日程等を調整・変更させていただく場合がございます。

ミュージアムショップの一角:ギャラリー「宙」では、年10回程度の企画展や発表会を開催しています。
陶芸を中心に、木工・金工・硝子など様々な作家作品、工房作品はじめ、絵画・写真などの展覧会も催しています。
また、新しい取組みを行っている工房の紹介や普段なかなか目にすることのできない教室活動の作品発表会などをみなさまにご紹介していきます。
どうぞ、お楽しみに・・・。
多治見市陶磁器意匠研究所を同時期に修了し、陶芸家として活躍されている中濱有紀さんと野村佳代さんの二人展です。中濱さんのユニークな感性で描かれた染付の動物たちからは、日常の傍らに寄り添ってくれそうな優しさを感じます。野村さんは、あえて手跡を残しながら土を重ね、こすり落とし、磨いて形を作り出します。そこでうまれる色の変化や表情は、炎によって深みを増し「土」ならではの特性が引き出された温かみのある器になっています。今回は、ぐい呑などの酒器をはじめ、皿や鉢などの器が並びます。秋深まるこの時期、ほっとひと息つきに 是非お越しください。
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では間もなく立秋(今年8/7)を迎え、秋に向かっていろどり豊かになっていく時期です。重陽の節句に向けて、陶芸を中心に硝子・金工・木工など9名の作家による「月見酒」をテーマにした展覧会を開催いたします。酒盃のほか、注器や盆なども並びます。ぜひご高覧ください。
青天有月来幾時 我今停盃一問之 …空の月よ 貴方はいつからそこにいたのか 盃を持つ手をとめて問うてみよう (李白)【出展作家】浦中廣太郎(金工)・木村元(陶)・樽田裕史(陶)・名古路英介(木工)・林あゆみ(ガラス)・松村遷(陶)・山本哲也(陶)・吉岡星(ガラス)・若杉聖子(陶)
豐田で制作活動されている陶芸家:片瀬和宏さんの個展です。陶器でありながら金属器のような力強い形状、年月を経て辿りついたかのような重厚感ある表情、アーキテクチャルな格好良さを持つ鋳込みの作品群…のみならず、手跡や土味豊かな遊び心溢れる粉引の表現も魅力的です。対極のようで矛盾しない片瀬さんの世界を、ぜひご高覧ください。
【作家在廊】4/19(土)